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相模屋 生産者一覧

自然派ワイン(ナチュラルワイン)のインポータ
相模屋様の生産者一覧(一部)

フロリアン・ベック・ハートウェグ

テヌーテ・デットーリは1992年からビオディナミック栽培に移行し、2008年に認証を取得しました。
ワイナリーの若き当主フロリアンさんと伴侶マチルダは自然農法に情熱を傾け、世界中で学びました。彼らは年間約25,000本のワインを生産し、施肥を控え、新梢を切らずに自然なブドウを栽培しています。農薬としては銅や硫黄を極少量しか使用せず、土壌はグラニット(花崗岩)で、ミネラル感を重視しています。雑草は刈るのではなく押し倒し、保水力を高めています。収穫後、ワインはステンレスタンクで発酵し、天然酵母を使用しています。亜硫酸は甘口ワインを除いて無添加で、土壌のキャラクターを尊重しています。ワイナリーはバランスを重視し、畑の土地の特性に合わせた収穫を行っています。

クレタパッリャ

当主アントネッロは、もともと映画関係の仕事をしていたが、ワインも好きで、農業の盛んなカラブリアで何故美味しいワインがないのかと思い始め、3年間カンパーニャのワイナリーで修行した後、地元サンマルコの仲間とワイナリーを立ち上げた。
やがて方向性の違いから2017年に独立、自分のワイナリー“クレタパッリャ”を立ち上げる。
現在3haの畑を借りている。
醸造は天然酵母で木の大樽発酵、ステンレスタンク熟成。
瓶詰め時に亜硫酸を少量添加する。
カラブリアを愛し、幻の4本の角の山羊を仲間と飼育し、将来はそのチーズを造ったり、皆様にサンマルコに来てもらえるようにしたいと夢をふくらませてくれた。

ラバスコ

ペスカーラから内陸に進むとたどり着く小さな村ピアネッラに位置するアブルッツォ州のワイナリー、イオーレ・ラバスコについてです。彼女は若くして葡萄農家の道に進み、最初は機械を多用したワイン造りを行っていましたが、隣接するウンブリア州のカンティーナ、コッレカプレッタのワインに感銘を受け、自然な醸造プロセスに転換しました。彼女の畑は海抜300~350mに位置し、全体で10haあり、化学肥料や農薬を一切使用せず、銅と硫黄を最小限に畑に散布。ビオディナミックなアプローチを取り入れています。醸造はシンプルで自然酵母を使用し、酸化防止剤やフィルターを使わず、滓ごとボトル詰めを行っています。彼女の挑戦は始まったばかりで、土地のエネルギーと自然の力を通じてワインを表現し、アブルッツォの土地の魅力を伝えることを目指しています。

クローチ

クローチは1935年にジョゼッペ・クローチがこの土地を購入し、農業からワイナリーへと転換した歴史を持つ。80年代に本格的なワイナリー活動を始め、自社ボトル詰めと販売も始めた。現在の畑は8.5haで、年間生産量は20000~30000本。有機農法で栽培され、自然な飲みごたえのワインが造られている。畑の標高は260mで、マッシミリアーノと弟のジョゼッペが祖父から受け継いでおり、セメントタンクを使用し、自然酵母で醗酵させる製法を守り続けている。クローチの主力ワインはフリッツァンテで、土地の特性により酵母の発酵が緩慢に進行する。冬の間は発酵が停止し、春に再び始まり、ボトル内で二酸化炭素が発生するユニークなプロセスが行われている。この土地でしかできない製法を守りつつ、家族の伝統の味わいを守り続けている。

ラ・デスペイナーダ

カタルーニャ南部のタラゴナ県、テーラアルタ地区のボット村に、フランス出身のアレックスさんとオーストリア出身のペトラさんが新しい蔵を設立。彼らは無農薬のワイン造りを志し、2016年に1.5haの畑と小さな家を購入。この静かな場所には他の住居がなく、もともとの所有者が農薬を使わなかった畑には、樹齢50~90年の古木が植えられている。彼らはさらに1haの土地も借り受け、年間降雨量が少ないがBIOに適した土地で、海風が夏に吹き、冬は寒冷な気候。自然と共に生活し、すべてのキュヴェを亜硫酸無添加で醸造。2018年に初のヴィンテージをリリース。2019年は非常に乾燥した年で、ブドウの収量が減少し、果汁が濃縮されたため、長期のマセラシオンが行われました。彼らのワインは、スペインの大地の力強さと独自性を感じさせます。

コル・タマリエ

ヴァルドビアッデーネ近郊のヴィットーリオ・ヴェネトに住むアルベルトとマルタ夫婦は、2000年にブドウ栽培を始め、2007年に醸造に取り組み、6年の歳月をかけてワインを完成させました。彼らは自然環境を尊重し、農薬や化学肥料を使わずに9haの土地でブドウを栽培し、混合栽培を実践しています。手摘みで収穫されたブドウは、自然酵母で発酵し、フィルターや清澄作業を行わず、酸化防止剤も一切使用しません。メトードアンセストラーレを用いて発酵を瓶内で行い、自然の味わいを引き出します。2019年からは「ミルー」と呼ばれるスティルワインもリリースし、ヴェーダ占星術の暦に従って瓶詰めを行うなど、独自のアプローチを持つワイナリーとして注目されています。また、エナジートリートメントを取り入れ、ワインに良い影響をもたらしています。

フォンゴリ

フォンゴリはモンテファルコの東側に1900年代初頭に創業され、農業とワイン造りの伝統を大切に受け継ぐファミリー企業です。現在は4代目のアンジェロ・フォンゴリとレティーツィア夫妻が経営し、農薬や化学肥料を使わない持続可能な農業を実践しています。彼らは広大な40haの土地を所有し、ブドウ畑、オリーブ園、原生林を管理しています。ワイン造りでは自然酵母を使用し、フィルターや亜硫酸を一切使用せず、ワインを自然のままに瓶詰めしています。フォンゴリは伝統的なワイン造りをベースに、自然の恩恵を最大限に生かしたワインを製造し、2015年に初のリリースを果たしました。

ポデーレ・オルト

ジュリアーノとシモーナは、ラツィオ州のトレヴィナーノという山間の小さな村でワイン造りを始めました。この地はボルセナ湖の北に位置し、自然が豊かで標高600~650mの高地にあり、寒冷な冬と湿度の高い夏が特徴です。畑では農薬や化学肥料を使わず、銅と硫黄も最小限にとどめ、土壌を大切にし緑肥を用いています。ブドウはこの気候に適応し、酸味とミネラル感が豊かなワインになります。彼らの畑は自宅近くに1haあり、Pianelli村に3haがあります。醸造は自然酵母を使用し、ステンレスタンクやグラスファイバータンク、ダミジャーナを使って行われます。酸化防止剤は一切使用されず、ボトル詰め前に6~8ヶ月の熟成が行われます。ジュリアーノとシモーナは「山のワイン」として知られるこの地域で、家族と共にトレヴィナーノでしかできないワインを生産しています。

リベラ

モンテ・ポルツィオ・カトーネのワイナリーは、首都ローマから15kmの場所に位置し、ダニエーレ・プレスッティとキアラによって立ち上げられました。彼らの小さなワイナリーは、標高350mのエリアで、モンテ・トゥスコロとして知られ、高地に位置しています。この地域は噴火によって形成された広大な盆地で、小高い丘に囲まれています。3haの土地にはブドウ畑、オリーブ畑、果樹園が広がり、ビオデナミの原則に従って有機栽培が行われています。土壌は火山性で、ブドウはミネラル感豊かなワインに育ちます。樹齢は平均25~35年で、マルヴァージアという品種も植えられています。醸造では自然酵母を使用し、キュヴェごとに異なるマセラシオンの長さと発酵期間を調整します。酸化防止剤を一切使用せず、ノンフィルターで瓶詰めされるこのワイナリーは、ユニークなワインを生産しており、素晴らしい潜在能力を秘めた生産者として注目されています。2018年の生産量は8000本で、2017年は12000本で、新梢を切らない方法も取り入れています。

レ・シャン・ジュモー

マチュー・ロトリエはブルターニュ出身で、さまざまな職を経てワイン造りに進むことを決意しました。2012年にロワールのモントルレ村に移り、古い樹の畑でワイン造りを始めました。この地は海に近く、海風の影響を受けるため、ワインに複雑さをもたらします。彼のワイナリーは「レ・シャン・ジュモー」と呼ばれ、オーガニック認証を受けています。伝統的な手法を大切にし、自然酵母を使用し、酸化防止剤は必要に応じてしか使いません。ワイン造りは彼にとってストレスも多いですが、プレスの瞬間にしずくを味わうことが好きです。彼はミネラル感と酸味を好み、ワインに寄り添うことを大切にしています。

2023年には10haのカンティーナと畑を購入し、自社畑も植樹を始める計画です。新しいカンティーナでは大型のファイバータンクとプレス機を導入し、ワイン造りの安定感が増しています。2022年のワインは繊細さと芯のある果実味を持つもので、マチューは夜中にプレスを行い、丁寧に搾りました。彼のワイナリー、レ・シャン・ジュモーはますます安定感を増し、新しいワインのリリースが待ち遠しいと語っています。

フェルム・デュ・ヴァステル

2019年のシードルのサロンで、ロワールから遠く離れたノルマンディのクリストフと出会いました。彼は穏やかで柔らかい笑顔の持ち主で、自身のりんご畑を管理しています。彼の畑は自然に任せており、農薬やトリートメントは使わず、自然界の力を信じています。30~40種類のリンゴを育て、熟したものを10月から1月にかけて収穫します。リンゴの状態に応じてセパージュを毎年変えています。収穫後、リンゴを洗浄し、発酵させてシードルを作ります。亜硫酸や培養酵母は一切使用せず、自然なプロセスでシードルを造ります。彼のシードルは柔らかく、ストレスのない自然の味わいがあります。

シェードル

オーストリアのヴァインフィアテルにある、若き3兄弟によるワイナリー。彼らの家族は代々のワイン製造者ではなかったが、ブドウ畑を所有し、両親が趣味として育てていました。父親はワイン醸造学校の教師であり、地域のワイナリーからの相談を受ける機会も多かった。こうした背景から、彼らはワイン製造の道に進むことを決意し、醸造学校を卒業後、世界各地で研修を積んで帰国しました。彼らはオーガニック認証を取得し、ビオディナミ農法を導入して環境に配慮したワイン製造に取り組んでいます。ぶどう畑では羊を放牧し、自然環境を整えています。彼らのワインは、亜硫酸をほとんど使用せず、自然な方法で作られています。ワインのシリーズである“In Natura”は、ノンフィルターで、亜硫酸は無添加、または瓶詰め時に少量のみ添加されます。畑は異なる土壌で広がっており、年間生産量は約50,000〜60,000本です。

コッレフォルミカ

イタリアのヴェッレトリにあるボンベッティ家は、1886年から代々ブドウ栽培を行っており、3haの土地でブドウ、オリーブ、果物、野菜を栽培し、半自給自足の生活を楽しんでいます。パオロ・ボンベッティ(40歳)は5代目で、ナチュラルワインに魅了され、2018年から生産者としての活動を始めました。彼らは樹齢40年のブドウを育て、ペルゴラ式の畑で収穫時に摘葉を細かく行います。銅と硫黄を使用しつつ、プラスティック桶でマセラシオンし、グラスファイバー槽で発酵と熟成を行うシンプルなスタイルの醸造法を採用しています。彼らはまだ試行錯誤を続けていますが、素晴らしいブドウの品質を持つ期待の生産者で、2019年には16000本のワインを生産しました。

ドメーヌ・ニコラ・モラン

ブルゴーニュのニコラ・モラン氏は、トノリエ(樽職人)の経歴を持ち、後にワイン造りに魅了されました。ボーヌの醸造学校で学び、フランス国内や世界各地で修行を積んだ後、2014年にブルゴーニュでワイン造りを始めました。自社畑は持たず、友人のビオの畑からブドウを購入し、頻繁なミーティングで栽培方法を調整します。畑の管理はビオデナミ農法で行われ、収穫時には注意深く選別が行われます。醸造ではプラスティック桶とベトン槽を使用し、重力を活用。亜硫酸の使用は最小限に抑え、ワインはクリーンで素直な果実味を持ち、畑の違いを鮮明に表現します。2018年に自分の畑を購入し、ドメーヌワインを製造し始めました。樹齢の高い畑と標高のある場所で、ブルゴーニュの特性を保ちながら、酸のキレを持つワインを生み出しています。

ヴィニエス・トルトゥーガ

スペインのアルト・アンブルダーに位置するVinyes Tortugaは、オランダ出身のジュリアンとディド夫妻が友人からの出資を受けて2018年にワイナリーを設立した比較的若いワイナリーです。彼らは世界中でブドウの収穫とワイン醸造を学び、現在は9.5ヘクタールの畑を所有しています。畑には6つの異なるブドウ品種が植えられており、シュナンブランを含む品種も接ぎ木で育てています。ワイン造りは伝統的な手法で行われ、機械を一切使用せずに木製プレス機、プラスチック桶、木樽、アンフォラなどが用いられます。ボデガ(醸造所)は、かつて巨大なワイナリーがあった場所を再利用しており、音楽を聴きながらワイン造りを楽しむための環境も整えられています。ワイナリーの名前は、畑に頻繁に現れる亀にちなんでいます。Vinyes Tortugaのワインは、夫妻の情熱とセンスが感じられ、今後の活躍が期待される新進気鋭のワイナリーと言えます。

ラ・ヴィノテリエ

ジャン・マリーはアンジェから車で約1時間のFaverayeファヴレイに拠点を持つワイン生産者で、彼の蔵LA VINOTERIEは古民家にあります。彼は元々ワイン一家ではなかったが、ボルドーでのバカンス中にワインに興味を持ち、ワイン造りを志すようになりました。彼は仲間と共に10年間ドメーヌLes Roches Sechesで働いた後、2018年に独立してLA VINOTERIEを設立しました。畑は以前のドメーヌの一部を買い取り、約4ヘクタールを所有しています。彼の畑にはシュナンブラン、シャルドネ、グロロー、カベルネフランが植えられており、黒アンジェと呼ばれるシスト系土壌に育っています。ジャン・マリーの醸造方法は革新的で、シャルドネを早摘みし、微量の亜硫酸を含むスターターを使用しています。彼はワインにねずみ臭を出さないように真剣に取り組んでおり、2018年以降、亜硫酸の使用を最小限に抑えています。彼は若手生産者として期待され、新しい醸造方法でワイン造りを楽しんでいます。

リンダー

カイザーシュトゥールのロナウドさんは、ドイツのバーデンで農園を運営し、ワイン造りを行っています。彼は畑で小麦、野菜、果物を育て、羊も飼育しており、農業とワイン造りの統合を実践しています。彼の農法はビオデナミに基づき、薬草や自然の要素を活用しています。畑の土壌は火山性と肥沃なレス土壌で、生態系を保つために畑にカボチャや野菜を植えています。草を刈り、地表を保湿し、後に羊に餌として与えています。彼のワイン造りでは、新梢を切らずに自然な果実を重視しており、防疫のための銅と硫黄の使用を最小限に抑えています。醸造においては、マセラシオン期間が長く、櫂入れをしないことで余計な抽出を避け、品質向上を図っています。このようなアプローチにより、ロナウドさんのワインは高品質で魅力的なものとなっています。

ジュリアン・デルリュー

フランスのブルターニュ出身の38歳の生産者は、元々生物学が好きで、自然との関わりを持つ仕事を希望していました。しかし、その分野の職が見つからず、ブドウ畑に魅了され、ワイン造りの道に進むことを決意。ワイン学校や大学で学び、ボルドーで修業し、トゥールの醸造学校でも経験を積みました。その後、ロワールでロッシュ・セッシュというドメーヌを共同で設立しましたが、2017年に解散し、5ヘクタールの畑を引き継いで2018年に自身の最初のヴィンテージを生産。彼のワイン造りは基本的に亜硫酸を添加せず、ピュアな果実味を重視していますが、必要な場合には瓶詰め時に少量の亜硫酸を使用。その結果、彼のワインはクリーンで魅力的な味わいを持つと評価されています。将来の変化に期待が寄せられている新進気鋭の生産者です。

サンタ・カテリーナ

サルザーナの町からほど近い小高い丘の上にある小さなカンティーナ。
ビオデナミ農法を実践している畑にはブドウの樹の間に20種の植物を植え、夏に刈るだけ。
年間生産量は約 35,000 本。
1990年より始めた畑には、野鳥が多く飛来し、のどかな自然の景観が広がる。
優しくのどかな時間が流れるようなゆったりした味わい、しかし奥底にはしっかりとしたエネルギーがある。
最近ではチマトゥーラ(新梢を切る)はせず、より自然な農法にシフトしてきている。

エトネッラ

ダヴィデ・ベンティヴェーニャはカターニャで生まれ育ち、都会での生活に飽きて地元に戻り、農業に興味を持ちました。彼は農業仲間と共にエトナ山の麓でブドウ栽培とワイン醸造を始め、地元の新鮮な野菜やフルーツ、味に育てられた環境が彼のワインに影響を与えています。彼らの畑はエトナ山の北と北東に点在し、標高50mから1100mにわたり、ダヴィデと仲間たちの力がなければ達成不可能な状況です。彼らは無農薬で銅と硫黄の最小限の使用で栽培し、伝統的なエトナの農法に従っています。ダヴィデの情熱と無添加に対するこだわりは、彼を新しい風をもたらす生産者として際立たせており、今後の成長が期待されています。

コッレカプレッタ

アンナリーサ・マッティオーリはウンブリア州の町スポレートにあるカンティーナを経営し、自然を尊重したワイン造りを行っています。家族は代々続く50haの土地を所有し、その中には葡萄畑や農作物、オリーブ畑、山羊の放牧地があります。彼女たちはトレッビアーノ・スポレティーノなどの土着品種を中心に栽培し、農薬や化学肥料を一切使用せず、銅と硫黄の最小限の散布しか行いません。土壌は粘土、石灰、泥岩が混ざり合う多様な地域です。醸造プロセスも伝統的で、全ての工程で温度コントロールを行わず、亜硫酸の添加もしません。彼女のワインは芳醇で心地よい余韻を持ち、それぞれ異なる個性を示しつつ、一貫して芯の強さを感じさせます。コッレカプレッタは伝統を大切にしながらも、新たな強い信念を持つ若い生産者が受け継いでおり、そのワインは水々しく旨味のあるが、熟成により余韻と複雑さが増します。彼女は伝統の尊重と変わらないことの素晴らしさを教える素晴らしい生産者と言えます。

ティベリ

ウンブリアの小さな農村、モンテペトロイオにあるティベリ農家は150年以上にわたり農業を営んでおり、現在は6代目のフェデリコがブドウ畑を管理しています。ワイン醸造は比較的新しく、2013年に初のボトリングを行いました。ティベリ家は60年前からブドウを栽培しており、その収穫は一時は組合へ販売されていましたが、現在は自家消費のためにダミジャーナと小さな樽でワインを醸造しています。3.5ヘクタールの畑には60歳のグレケットという古木があり、家族が実践してきた無農薬と無飼料の農業は土地の歴史でもあります。醸造プロセスは非常にシンプルで、ブドウは混ぜられ、自然酵母で発酵させ、添加物を一切使用せず、亜硫酸も添加しません。その結果、ティベリのワインは貴重で素晴らしく、伝統的なワイン造りとは異なる方法で貴重なワインを生み出す特別な生産者です。

イル・ジェルソ・モーロ

アンコーナに位置するモッロダルバの小さなカンティナは、2004年にシルヴィア・ジョルジェッティによって設立されました。彼女は農薬や化学肥料を使わず、自然な農法に基づいてブドウやオリーヴ、フルーツを栽培しました。土地は優れた粘土石灰質の土壌を持ち、自然環境が豊かです。2005年には最初のワインであるマルケロッソをリリースし、自然酵母で発酵させ、セメントタンクとステンレスタンクで熟成させ、瓶内熟成を行いました。このワインは柔らかく広がる果実味とバランスの取れたタンニンを持ち、若いながらも落ち着いた雰囲気を醸し出しています。まだ2年目の醸造にもかかわらず、素晴らしい将来性を秘めた生産者として注目されています。

マルコ・フォン

スロヴェニア国境近くのカルソ地区に位置するマルコ・フォンのカンティーナは、厳しい気象条件に耐えながら代々農業を営む家系によって運営されています。マルコは法律を学ぶ一方で、自然と葡萄への愛情を育み、家業を継ぎました。彼は葡萄畑を大切にし、各畑を個々に育て上げ、それぞれに愛情を注ぎます。畑は森に囲まれ、多様な植物が共存し、これが葡萄にとってストレスの少ない成長環境を提供しています。マルコは醸造室を公開せず、ワインを通じて自然とのつながりを感じることを大切にしています。その真摯で本質的なアプローチは、ワインの味わいに表れ、飲む人の心を豊かに満たすでしょう。

クラビヤン

スロヴェニアのオスプ村はトリエステからすぐの場所で、未だに手つかずの自然が広がり、自然のエネルギーが感じられる場所です。クラビヤン家は1700年代から代々この土地で農業を営んでおり、村には多くの親戚が住んでいます。海風が吹き抜ける風谷で、150年以上の歴史を持つブドウ畑もあり、現在はウロシュさんが管理しています。栽培は自然に近い方法で行われ、新しい畑を作るにも時間をかけ、ブドウからワインにするまで長い年月がかかります。彼はおじいちゃんの言葉を大切にし、虫や土、風、雑草、酸化などすべての要素を友達として共生する真のビオダイナミックな農業を実践しています。その質素な生活スタイルがワインにも反映されており、クラビヤン家のワインは自然の力と共感できる味わいを提供しています。

レヌッツァ

プレポットはウディネ中心部から東に10km、スロヴェニア国境に近い場所に位置し、レヌッツァ家はこの地で1900年頃から農業と家畜業を営んでいましたが、1954年からワイナリーとして本格的に活動を始めました。現在の当主であるジャンパオロ・レヌッツァは、父から受け継いだ4.5haの畑からワイン製造を開始し、1990年代には自然環境に配慮した農法に移行しました。彼らは7haの畑から約50,000本のワインを生産し、畑で自然との調和を重要視しています。農薬や化学肥料は一切使用せず、すべてを手作業で行い、収穫後は自然酵母で発酵させ、酸化防止剤は極少量しか使用しません。フィルターも目の粗いものを採用し、赤ワインには一切フィルターを使用しない。彼らは人間と自然環境の調和を大切にし、素晴らしい果実をそのまま味わえるワインを生産し、プレポットの魅力を伝えています。

ジェニファー・エ・ティボー

ティボーさんとジェニファーさんはフランス出身で、ワイン学校で出会い、世界各地でワインを学んだ後、2016年からフランスでワイン造りを始めました。最初は2haの畑を借りていましたが、その後6haを追加し、現在は9haを所有しています。気候変動の影響にもかかわらず、2020年には14,000本のワインを醸造し、2021年は収量が60〜80%減少しました。畑は20〜60年前の樹木が中心で、2018年からはビオディナミック農法に転換しています。土壌はシレックスが豊富で、クレイ土壌が広がり、トゥーレーヌらしいミネラル感のあるワインを生産しています。通常、SO2(亜硫酸)の使用を最小限に抑えていますが、2020年には気象条件から赤ワインの一部に20mg/LのSO2を添加しました(2021年以降は無添加予定)。ワイン造りを始めたばかりながら、彼らのワインは人気が高く、在庫がほとんどありません。それでも、彼らは日本に輸入し、少量が提供されました。畑でブドウを味わった経験から、ブドウの栽培に時間と手間をかけ、美味しいブドウを育てることが最も重要だと再認識しました。

カッシーナ・デッリ・ウリヴィ

現在20haの畑を所有し、イタリアで希少なビオディナミ農法を実践しています。彼らは緑肥と乳牛の堆肥を使用して施肥し、害虫駆除には硫黄とボルドー液を選んでいます。収穫は手摘みで行い、収穫量を50hl/ha以下に抑えています。農園は美しい緑に囲まれ、自由に遊ぶ家禽たちが楽しんでいます。当主のステーファノ氏は、月が出ている時に土地が生命力を増すことを語り、その言葉通り、ワインには大地からのミネラル感と酵母の力が感じられ、開けてから数週間で味わいが一層豊かになる特徴があります。これらの要素はビオディナミ農法によるもので、生命エネルギーを高めた「生きたワイン」を生み出しています。畑は平均標高300mに位置し、フラニョッティ畑とモンテマリーノ畑は丘の中腹に広がっています。

カルカリウス(Ca)

現在20haの畑を所有し、イタリアで希少なビオディナミ農法を実践しています。彼らは緑肥と乳牛の堆肥を使用して施肥し、害虫駆除には硫黄とボルドー液を選んでいます。収穫は手摘みで行い、収穫量を50hl/ha以下に抑えています。農園は美しい緑に囲まれ、自由に遊ぶ家禽たちが楽しんでいます。当主のステーファノ氏は、月が出ている時に土地が生命力を増すことを語り、その言葉通り、ワインには大地からのミネラル感と酵母の力が感じられ、開けてから数週間で味わいが一層豊かになる特徴があります。これらの要素はビオディナミ農法によるもので、生命エネルギーを高めた「生きたワイン」を生み出しています。畑は平均標高300mに位置し、フラニョッティ畑とモンテマリーノ畑は丘の中腹に広がっています。

コル・ディ・コルテ

マルケの州都であるアンコーナ県、モンテカロットにあるカンティーナです。
2000年から葡萄栽培、ワイン醸造を開始。
2015年頃から自然栽培に切り替え、このロゼフリッツァンテが亜硫酸無添加として初めてのリリースとなります。
今後はヴェルディッキオやサンジョベーゼで造る他のワインでも極力添加物を使用しない醸造に切り替えて行こうと努力を続けている生産者です。
ラベルにはその年の季節毎の天候が描かれており、自然に育った葡萄を詰め込んだ、彼らのナチュラルワインへの想いが込められています。

カッシーナ・タヴィン

スクルツォレンゴはアスティの北にある小さな村で、古くからノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)、野菜、ブドウ栽培が盛んな農村です。オッターヴィオ・ヴェッルーアは祖父から受け継いだ家と少しの畑を通じて農業の道に進み、友人と一緒にワイン醸造も始めました。1990年代に入り、ボトル詰めを始めてカッシーナ・タヴィンとしてスタートし、現在は娘ナディアを中心に約20,000本のワインを生産しています。彼らはルケ、グリニョリーノ、バルベーラ、スラリーナなどの土着品種を栽培し、農薬や化学肥料を一切使用せず、自然酵母で発酵させています。醸造は伝統的なマセレーションを用い、酸化防止剤は最小限に留めています。カッシーナ・タヴィンは地元の伝統的な品種を守り、スクルツォレンゴの歴史とナチュラルワインの未来を結びつけるために努力し、年々進化を遂げています。

ランクロ

ロマンとダミアンの兄弟は、メゾン・パスカル・ブシャールの当主である父と異なるワイン造りのビジョンを持ち、独立したドメーヌでワインを製造することを決意しました。2016年にドメーヌ・ランクロを設立し、持続可能な農業を実践しています。彼らは除草剤、農薬、化学肥料を一切使用せず、生物多様性を尊重しています。ビオディナミ農法に近い手法も取り入れ、自然な環境を促進しています。ブドウは糖度が適切になるまで収穫し、手作業で丁寧に処理します。醸造は自然酵母を使用し、温度コントロールは最低限に抑えます。熟成にはステンレスタンクと木樽を使用し、清澄作業は最小限にとどめます。その結果、特有の地層に起因するミネラル感とバランスの取れたワインが生み出され、素晴らしい余韻と柔らかい飲みごたえを提供しています。

ライオロ・グイド・レジニン

ヴィンキオの小さな村に位置するワイナリーは、かつての「レジニン」から畑を引き継ぎ、現在7haのブドウ畑と3haの白トリュフの森を所有しています。この地域の地質は主に石灰質と砂質で、バルベーラ・ダスティに骨太な酸味、バランスの取れた果実味、そしてタンニンをもたらしています。手作業がほとんどの作業を占め、ブドウ樹の平均樹齢は50年以上で、一部は110年以上も経っています。ワイナリーは栽培から醸造、瓶詰めに至るまで、ワインに無理をかけずに丁寧に管理されており、この美しい村で質の高いワインを生産しています。

モンテ・ベッラーリア

ベドゥッツォはパルマ川沿いに位置し、フラヴィオ・テバルディが地元の丘に畑を持ち、フィリッポ・ヴァッラと一緒にワイン醸造を始めた自然豊かな町です。最初は地元の消費と近隣への分配を主にしており、ラベルなどの商業的な要素は少なかったが、後にエリカとのプロジェクトを始動。畑の海抜は360mで、気温の変化が大きい土地で、葡萄樹の樹齢は約10年。農薬や化学肥料は一切使用せず、自然酵母で発酵させ、亜硫酸は必要最低限に留めます。ワインは白と赤があり、赤は30日間のマセレーションと24ヶ月の熟成を経て瓶詰めされ、亜硫酸は添加されません。フィリッポとエリカとの共同プロジェクトでスタートしたこのカンティーナは、素朴で飾らない田舎のワインを提供し、今後の成長が期待されています。

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